「パチンコもスロットも勝てない・・・」
それでもやめられない、ですか?
僕も長年パチンコやスロットをやめられずに苦しんできましたが、あることに納得したとき、それまでガチガチに凝り固まっていたパチンコやスロットへの執着心や勝ちへの執念、そういったものがふっと薄れていきましたよ。
そして結果として、禁パチ禁スロができるようにもなりました。
その納得したことというのが、パチンコやスロットは勝てないのが当たり前という事実ですね。
本気で禁パチ禁スロをしたいのであれば、パチンコやスロットには勝てない、いや、勝つことこそ地獄ということを心から理解する必要があります。
ということで今回は、パチンコは勝てないのが当たり前ということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
パチンコは勝てないのが当たり前
パチンコやスロットがやめられない、パチンコやスロットに執着してしまっている、その大きな理由として、パチンコやスロットに何かしらの期待をしているということがあります。
例えばそれは今日こそ勝てる、つまりお金が増えると考えてしまうことかもしれませんし、大当たりを引きまくって楽しい時間を過ごせるかもしれない、それによってストレスが解消できるかもしれない、などと考えてしまうこと。
あるいは、今までの負け額を少しでも取り返したいと考える気持ちかもしれません。
いずれにしても、パチンコやスロットに何かしらの期待をしている状態、この状態が良くないですね。それがパチンコやスロットを打つ理由になってしまいますから。
かつての僕もまさにその通りで、パチンコやスロットで勝ちたい、勝って楽しい気分を味わいたいと考えてしまうことが、結局パチンコやスロットをやめられなくなってしまう原因となっていました。
そんな僕が今なぜパチンコやスロットをやめられるようになったかと言いますと、タイトルにあるように、パチンコやスロットは勝てないのが当たり前ということに心から納得したからですね。
勝てないのが当たり前なんですから。つまり、自分のお金が減るのが当たり前、泣くほど悔しい思いや後悔をするのが当たり前、精神的に危ないくらいにイライラする結果を味わうことが当たり前というんですからね。
それが分かれば、そんなもの誰がやりたいんだよって話になると。
もう一度言いますが、パチンコやスロットを本当にやめたいのであれば、パチンコやスロットは負けるのが当たり前ということを理解しましょう。そして、納得しましょう。じゃないと、やめられないからです。
さらに詳しく説明していきますね。
パチンコは客が負けるようになっている
パチンコやスロットは負けるのが当たり前ということを理解するには、まずはそもそもパチンコやスロットは客が負けるようにできているということを理解しないといけませんね。
パチンコやスロットに関わらず、ギャンブルは胴元が必ず儲かるように作られ、運営されています。そうでなければその存在意義すらが無くなってしまいますからね。ギャンブルは主催者側がお金を儲けるためにあるのです。以下の記事でも詳しく解説しています。
もちろんパチンコ店も同じ。
パチンコ店がお金を儲けるためにパチンコやスロットはあるのです。
どんな田舎の町にも1店舗や2店舗はパチンコ店があるのは、その地域の人からお金を得るためで、その仕組みが回っているからこそ、何十年も営業していられるわけです。
ここで勘違いしてはいけません。
お金を得るのは、パチンコ店。お金を失うのは、僕たち。
なぜなら、パチンコ店はそのために営業しているし、そのために莫大な金額を投資しているし、パチンコ台もスロット台も、パチンコ情報誌も、すべてはパチンコ店が儲けるために作られ、販売され、世にあるものです。
ガチガチの仕組み。何億何十億何百億と投資された莫大な資金を全力で回収しよう、というか、しなければいけないという相手に対して、「長い時間遊んで楽しんでしかもお金までもらっちゃおう」なんて。僕も今思えば本当に正気の沙汰ではなかったです。
まさに狂気。
どれだけ自分都合で物事を考えていたかと思うし、勝手に店に行って、勝手に勝てると期待して、勝手に楽しめると想像して、そして負けたら思い通りにならなかったと腹を立てて帰る。そしてまた「あれは何かの間違いだ、次こそは勝てるはず」とまた勝手に思い込んで勝手にやってくると。
もう完全に病気なんですよ。妄想癖もある。
客観的に見れば、ただただ負けが確定している試合にお金を払って参加して、また負けたと怒って帰っていく。そしてなぜかまた来る。
冗談抜きで、過去の僕のような人はお店にとってもちょっと恐怖なんじゃないかと思いますよ。今でこそ思えることですけど。かなりヤバい思考状態にあったと思います。
今現在の僕のようにそのことを客観的に見ることができれば、ただただ本当に当たり前のことが当たり前に起こっているだけということが理解できます。
パチンコ店は利益を得るために出店して、その利益を賄うのはお客さんなんですから、「え?ちょっと待って!負けた!なぜだ!なぜ勝てない!!」となっている人のほうがおかしいということに早く気がつかないといけない。まさに過去の僕のことですけども。
なんですかね。
10メートルくらいの崖から自分で飛び降りて、「おい!ケガしたじゃないか!」と怒っているような、あるいは自分で水中に入って、「おい!息が苦しいじゃないか!」と真顔で怒っているみたいな。
そんな滑稽さ、狂気。
さらにそれを幾度となく繰り返す。勝手に来て、勝手にそれをやって、一人で怒って帰っていく。で、また来る。
なるほど、客観的に見ると僕もそんな感じだったんですね。
パチンコは客が負けるように作られているのに、それが理解できていないから、「おい!おかしいじゃないか!」となってしまう。
崖から飛び降りればゲガをするということを知っている、水中では息ができないことを知っている人たちから見れば、「何を言っているんだろうこの人は・・・」ってなもんです。
思い込みというのは怖いもんですね。本当に自分を客観視することができなくなります。
そしてパチンコやスロットがやめられないのも、この「思い込み」が原因ということをあらためて理解してください。
理解できれば、納得することができます。
納得できれば、パチンコやスロットを打つ意味が無いということに気がつきます。
パチンコやスロットを打つ意味が無いということに気がつけば、打つ理由が無くなります。
パチンコやスロットを打つ理由が無くなれば、パチンコやスロットはやめられます。
このプロセスです。そこまで全力で行きましょう。
納得すればやめられる
パチンコやスロットで今までに負けたお金、費やした時間、戻せない過去、そういったものを考えれば考えるほど、よけいにやめられなくなっていく。それがパチンコやスロットというものですね。僕もその気持ちはめちゃくちゃ分かります。
でもね、その後悔やつらい気持ちが大きければ大きいほど、思い切ってもうパチンコやスロットは本当にやめたほうが良いです。それ以上やっても結果は同じ。傷口を広げるだけですから。
それよりも、今やめることで、この先の未来は救われます。
これ以上苦しむこともないし、悩みも減ります。たとえ借金が残ったとしても、それを解決することに問題を絞っていくことができるようになります。
とにかくまず、パチンコやスロットをやめられないでいるという、バケツに穴が開いているような状態を解消することが先決です。水が流れ出てしまうという根本的問題を解決しないままに、一生懸命水を汲み続けるという作業をしていても疲弊していくばかりですからね。
まずはその穴の開いたバケツの穴をしっかりふさぐこと。それが禁パチ禁スロですね。きちんと穴をふさいでから、そのバケツに水(お金・安定・幸せなど)を溜めていくことを考えましょう。
そのために、パチンコやスロットは勝てないことが当たり前ということを「確実に理解」してください。
勝てないことが何らおかしいことや異常なことではないんです。至極、当たり前のことが当たり前に起こっているだけなんです。だから、やる意味なんてもうないんですよ。そのことを理解して、納得してください。
納得ができると、気持ちがラクになりますよ。
僕の場合ですと、「ああ、もうこれ以上負けなくて済むんだな」とか、「今までの負けはもういい。勉強代だったと割り切ろう」などという考えもできるようになりましたし、なんなら「もう勝負しなくていいんだ」というようなうれしさすらありました。
今まで、長年ボコボコにやられてきたんですからね、「もうこれ以上殴られないで済む」のですから。本来うれしいことなんですよ、禁パチ禁スロができるということは。
そしてあらためて「逃げるが勝ち」という言葉が腑に落ちたこともお伝えしておきます。
もうやらなくていいんですよ。パチンコやスロットなんて。そこにいつまでもいちゃダメ。
そんな相手の一方的に有利な戦場にわざわざ命をかけて出ていく必要なんてないんです。あなたが本当に戦うべきところはそこじゃない。
禁パチ禁スロをして、あらためて自分の人生について考え、立て直していきましょう。
お金が欲しいのなら、きちんとお金を稼ぐ手段を考えて行動していくこと。
結婚したり恋人を作って幸せを味わいたいのなら、きちんと自分を磨いてチャンスのある場に出かけていくこと。
叶えたい夢がある、解決したい問題があるならば、きちんとそのことに向き合って、やれることからやっていくことが大事。
僕はもう、気づいています。
パチンコやスロットは現実逃避だった
ということにね。
だからこそ、自分が前を向いて変わらない限り、いつまでもパチンコのエサにされる。それもまた至極当たり前のことだったんだなと納得しています。
あなたもよく考えてみてください。
おわりに
今の僕の心情をもっと言えば、パチンコやスロットに対しては、完全に敗北を認めています。
それで良いです。あれはそもそもこちらが勝てるものではないし、なんとかして勝とう、勝ちたいと考えていたからこそ、やめられなかったことを理解していますから。
また、たまに一時的に勝ってお金がその日だけでも増えてしまうことで、ますます禁パチ禁スロから遠ざかってしまうという結果になる。そして間違いなく被害は増大する。このことから、「パチンコは勝てばもっと地獄」ということも理解しています。
負けても地獄、勝っても地獄なんですから。もはややらないほうが良いことはさすがにガチ依存症の僕でも理解できたし、そこが理解できると、パチンコやスロットでは自分の理想も夢もなんにも叶わないということが理解できてきます。
そうなるともう、パチンコ店には「絶望」しかないですよね。
行く理由も必要性もメリットも、なんにも残らない。残っていない。行くことが絶望。絶望を味わうためだけに、パチンコ店に行く。さすがにそれはおかしいよなと。
いろんなことをよく考えてください。
考え抜くことで理解できることがあります。
理解できると、納得ができます。
禁パチ禁スロは、自分自身が納得できるかどうかです。
僕はあなたを「説得」することはできますが、それに対して「納得」するかどうかは、あなた次第、あなたにしかできないことですからね。
僕は諦めずにあなたを説得しますよ!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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