ただただ、
「もうやめとけ」
と言いたい。
というか、そろそろいいかげん気づこう。
何べん同じことを繰り返すんだと、真剣に自分に問おう。
今まで何度同じ失敗をしてきた?何度同じ過ちを繰り返してきた?
そしてそれをまた同じ回数繰り返したとき、次にあなたは何歳になっている?
よく考えてほしい。
俺は10代から40代までやってしまったよ。たくさん失敗したなぁと思っている。
でも今ここで立ち止まらずに同じ失敗をまだし続けたとしたら、次は70代か80代か。まあ生きていればの話だけどね。
「あ、これは絶対に後悔で終わる人生になるわ。間違いない」
そう本気で思ったから、禁パチ禁スロしたんだよね。
だからもしあなたが自分の人生をこれ以上無駄にしたくはない、〇ぬときに後悔したくないと考えているのであれば、
「もうやめとけ」
この一言に尽きる。
俺が言いたいのはそれだけ。
「分かってるんだ」
でもどうしても大型連休やボーナスが近くなると行きたくなってしまうんだよって?
いやあ、それはまだまだ「分かってない」ってことだよ。
事実、俺もそうだったからね。
分かっているつもりで、なんも分かってなかった。
だからことあるごとに、そわそわ、ウズウズ。で、結局元の木阿弥。
本当に「分かった」今は、その症状もなくなったよ。というか、出なくなった。
やっぱり病気だったんだなって思うよ。依存症のひどいやつ。末期症状。
もちろん今でも依存症者であることは間違いないけど、症状が出ないので、問題は起こらない。
「なるほど、依存症はここまで回復することはできるんだな」って、自分自身で人体実験継続中。
もしあなたが、かつての僕と同じく、パチンコやスロットの依存症に苦しんで、今もつらい思いをしているのであれば、ぜひ一緒にこの問題について深く考えてみませんか。
あなたの本当の問題はなんなのか。
本気で禁パチ禁スロをするために、この先何をどうすればいいのか。
ということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
あなたの本当の問題とは

ちょっといつもとは違うテイストの語り口調でスタートしましたが、今回も僕が同じ依存症で苦しむあなたにしっかり伝えたい話になります。
かつての僕も含め、なぜ依存症者が大型連休などにそわそわしてしまうのかというようなところを深く考えていきましょう。
また大型連休だけでなく、給料日やボーナス支給日、あとは何かしらの臨時収入などがあったときもそうですね。ダメだと思うほどに、パチンコ屋へ行きたくなってしまう。
そして一度行きたくなってしまったら最後ですよね。あとは圧倒的自分都合の言い訳を最速で考えて、自分に不必要な許可を出す。今回だけとか、勝ったらやめるとか、どうしようもない言い訳を心の中で連呼しながらね。
で、それが守られたためしがないから、ずっと苦しんできているんですよね。
そして解決の糸口も見つけられないまま、何年も経ってしまっている現状があると。
これは本気で何とかしなきゃですよ。でも何をどうすればいいかももはや分からなくなってしまっているのが、過去の僕も含めた多くの依存症者の実情でしょう。
でも僕は今はよく理解していますよ。
自分の身に何が起こっていたのか、自分の何が問題だったのかということをね。
それをお話ししていきますね。
主にこういったことが挙げられますね。
順番に見ていきましょう。
パチンコに何かを期待している

大型連休にパチンコやスロットに行きたくてどうしようもなくそわそわしてしまう人にまず第一に考えてもらいたいことは、パチンコやスロットに何かを期待している自分がいないかということです。
そわそわしてしまう気持ちがあるということは、何かが起こりそうな気がしているとか、何かが変わるかもしれないというような想像が働いている可能性が高いです。
それがパチンコやスロットのこととなれば、僕はもうよく分かっておりますよ。つまりは自分にとって何かしらの都合の良いことが起きるような気がしてしまっているということですよね。あるいはそれに伴って、自分の今の悪い現状が少しでも緩和されることを深層心理で願っていたりとか。
言葉を濁さずに言うならば、何か自分にとってラッキーでミラクルなことが起こるかもしれないとか、お金が増えてちょっとだけ経済的に助かるかもしれないとか、さらにはちょっとだけでも楽しい気分が味わえたり、気持ちの良い時間が手に入るかもしれない、そういったことを少なからず考えてしまっているということ。
これを僕の中では、パチンコやスロットに何かを期待している気持ちがあるととらえています。
この期待心が、本当にやっかい。いや、マジで厄介でした。
僕自身もこれがずっと昔から脈々と培われ、そして連綿と受け継がれてきていたために、どうしてもパチンコやスロットから離れられなくなってしまっていたんですよ。
そう、まさに心理的にね。
ここは本当にこの依存症克服の肝要な部分の一つです。
とにかくパチンコやスロットに対する一切の期待心、自己都合的妄想、助べえ心を切り離し、自分の中から確実に排除してしまわなければいけません。
このために、僕はパチンコやスロットへの認識を変えることが重要だと言っています。
認識が変わるとはすなわち、パチンコやスロットへの見方が変わり、思い込みが変わり、気持ちが変わり、存在意義が変わるということです。
自分とパチンコやスロットとの関係性がまったく変わるということです。
例えば今の僕。
パチンコやスロットに何も期待していません。
何も求めないし、何も得ようとも思わない。
あえて言うならば、どこかの森に奥にある、とある木や石のような存在。ただそこにあるというだけで、特に意識を向けることもなければ、あえて接点を持とうとも思わない。
ただ、そこにあるのはあるよね、というような感覚。
などと偉そうに書いていますが、今更ながら自分でもびっくりの感覚ですよ、これは。当時の僕からしたら、こんな感覚になれるなんて思いもしなかったですからね。
でも、確かに今、僕の中にある感覚。
さらにあえて言うならば、パチンコやスロットを一度もやったことがない人に限りなく近い感覚なんじゃないかと考えています。彼らは四六時中パチンコやスロットのことを考えたりはしないし、勝つとか負けるとか、お金が増えるとか減るとかという体験も心の動きも衝動も動揺もなにもありません。
僕の子供たちを見ていてもそれは感じられます。
パチンコやスロットマシーンというものが、世の中にはあるよね。確かに。それは知ってる。
で?
てな感じ。
なにか心を動かされたり、乱されたりするということがない。何も起こらない。
僕がよく例に出しますが、例えば女装に興味のない男が、ドラッグストアの女性用の口紅コーナーに感じるようなイメージ。
そこにある、ということは知っている。言われれば、ああ、確かに、あるよね、とはなる。
で?
て感じ。
特段、そこから買うか買わないかでドキドキしたりすることもなければ、なにかを期待してそわそわすることもない。そんなきっちりと隔てられた感覚。意識。概念。
パチンコやスロットも、自分の中でそうなれば強いですよね。
僕は自分の禁パチ禁スロにおいて、その感覚というかその領域を目指してきました。そして今、少なからずその境地に来ることができています。
もちろん、依存症者は依存症者のままです。だから油断はしませんし、なにかを試したりもしません。もうただただ、隔たれた空間の中で、適切な距離を保ったまま穏やかに人生を過ごしたいだけなのです。
というような話。
これをあなたにまずお伝えしたいんです。
パチンコやスロットに1ミリでもなにかを期待しているうちは、そこがパチンコやスロットとの接点となり、心の隙間となり、自分の心に悪魔を招き入れる門となり続けますよということ。
じゃあパチンコやスロットにまったく1ミリも期待をしないようにするにはどうすればいいのか。
それがあなたのパチンコやスロットに対する認識を完全に変えるということですね。
パチンコやスロットに対してのこれまでの一切の思い込みや、自分に都合の良い考え方や妄想を無くしていくことが大事です。
また、今までの負け金額にも執着してはいけませんし、取り返そうなどという考えも絶対ダメです。それらがすべてパチンコやスロットとあなたを延々と結びつける接点となり続けますから。
さらには、勝ったらやっぱりうれしいとか、うまくやれば勝ち続けられるかもしれないとか、実際に勝ち続けている人もいるというようなことを考えるのももうおしまいにしてください。
僕はもう知っていますよ。
パチンコやスロットは勝ってしまうことこそが地獄なんだということをね。
勝ってしまうから、やめられない。
勝ってしまうこともあるから、離れられない。
勝ってしまうから・・・、一生そこから抜け出せない・・・。
この事実を心から理解することです。
勝てるからじゃない、ただ、時々勝たされているだけなんです。
え?なんでわざわざそんなことをするのかって?
あなたになにかを期待させるために決まっているじゃないですか!!
てな話。
気づいていきましょうよ、どんどんとね。
気づいた人からやめていっているんですよ。
逃げるが勝ち。触らぬ神に祟りなし。これマジです。
地縛霊のように執着したり、信じられないくらい自分都合の妄想癖を持ち続けているのは、ただただ自分だけ。自分の認識が一つ変われば、コロッとね、「あれ?なんで俺こんなことやってたんだろう」ってなりますよ。みんなそうです。みんなそう言います。そんなもんなんです。
それが洗脳なんです。
さて、あとはあなたがそのことにいつ気づくか、ですね。
何かに勝ちたいと思っている

これも僕が随分あとになって気づいたことなんですが、パチンコやスロットにドはまりしていたときは、結局何かに勝ちたかったんだなということに気づいています。
何かに勝ちたい、常態的にそういった心理状態にあったということです。
世の中思い通りにならないことが多いじゃないですか。
仕事、お金、人間関係、人生計画。
好きでもない仕事を我慢しながらやっているとか、理不尽な上司や顧客に振り回されて疲弊しているとか、どれだけ頑張ってもお金に余裕が生まれないとか。
そういった人生の負け戦が続いてくるとどうなるかといいますとね、よくハマるんですよ、ギャンブルの類に。
なぜなら、大した努力や時間をかけずに勝利の感覚や優越感や無敵感を味わえる(ことがある)から。
結局、ギャンブルにハマる大元の心理はこれ。
そしてやっぱりギャンブルは結局胴元が勝つように設計されているから、より金がなくなって、負け気分が蓄積されて、もっと勝つことにこだわりだす。そうやって強烈な負のループと依存状態が作り上げられていくというわけですね。
はい、しっかりと僕もこのループにハマっていましたよ。それも10代のころからね。だってずっと負けてきたし、なにかに打ち込んでなにかを達成するという経験もしてこなかったし。いつも不安や劣等感を感じながら生きていましたからね。
だからぐれるし、ギャンブルにもしっかりハマるんですよね。
今思えば、なんだ、そんなことだったんだなって話です。
つまりは成るべくして成っていただけ。僕はギャンブルにハマるべくしてハマっていただけなんです。
なぜなら、本気で何かに勝とうともしていなかったし、本気で何かをつかみ取ろうともしてこなかったから。それが今思えば、ギャンブルにハマる大きな要因だったことは間違いありません。
今このことがよく分かるのは、ギャンブルになどハマらず、ましてやパチンコやスロットなどをちまちま何十年も打ち続けることなど微塵も考えられないというような、例えば起業家や経営者の人などの話を聞く機会が増えたことからもそれはよく分かるのです。
彼らは野心があるが、それを決してギャンブルなどで叶えようなどとは考えません。
自らの知識と知恵で戦略を練り、限られた人生のリソースを目一杯有効活用し、時には他者をも巻き込み、自らの意志と力と命をもって、日々戦っています。
その先に彼らが手に入れているもの。それこそが勝利です。それも、彼らが本当に自らが望んだ勝利。
誰かの都合の良い土俵で、誰かが意図的に用意した理不尽なルールで、ただひたすらに一瞬の他力極まりない勝ちにこだわって人生の長い時間を浪費し続けている僕との違いに、唖然とするしかなかったですよね。
そうか、俺は勝ちたかったんだなと。
自分に。そして自分の人生に。
だったら、もう本当にこんなことをしていてはいけない、パチンコやスロットのトリックとまやかしの中に自分の身を置き続けていてはいけない、本気で勝ちたいのなら自分の力で立ち、勝てるところで勝てる勝負をしていかなければいけないんだと。
そういうことにすら、マジで気づけなかったですから。本当に。誰かもっと早く教えてくれよぅぅぅ(´;ω;`)
でも、僕はまだ気づけて良かったんですよ。
あの無限地獄から抜け出せるようになったのだから。
自分の中の何かが満たされていない

実は依存症の根本的原因はいろいろと根っこの部分(心理)でつながっていることが多いので、どうしても同じような話にはなってしまいますが続けますね。
ここでは、自分の中の何かが満たされていない可能性があるという話をしていきます。
禁パチ禁スロに限らず、本気で人生を変えたいと思うのであれば、なぜそもそも自分の人生が早いうちから負けフェーズにいるのか、なぜ自分がいつも社会や他者とうまくやれないのか、なぜ自分の人生が思い通りにいかないのかということを理解していく必要があります。
それには生まれや育ち、家庭環境、周囲の状況、そういった物事の中から育まれてきた自分の性格や考え方、生き方、立ち振る舞いというようなものが大きく関係している場合が多いです。
例えばあなたの親は、酒やタバコ、ギャンブルはやっていませんでしたか?もしくは身近な周囲の人とかでも。
やっぱり育った環境の中で、どうしても愛情不足や親子の関りの希薄さ、あるいは信頼関係の構築というような部分において、心のある部分が満たされないまま社会に出ていくことになる子供は一定数います。
いろんなケースがありますので一概には言えないのですが、一言でいうならば、心の中の何かが満たされていない人、そういった生まれ育ちを経験してきた人、そういった人が何かに依存してしまうという可能性が高いことが分かっています。
ぶっちゃけ、僕も自覚があります。分かったのは、随分とおっさんになってからですけどね。
それでもこれも僕が気づけて本当に良かったと思えることの一つでもあります。
なんで大事な青春時代にあんなにぐれる必要があったのか、なんでいつも人間関係がうまくいかないのか、なんでこんなに生きづらさを感じるのか、そういったことの理由が分からなかったのは本当につらく苦しいことでした。
今ではアダルトチルドレンという言葉も知っているし、機能不全家庭という言葉の意味も理解しています。また、それだけではない自分の生まれ持った気質の問題も知ることができたし、今になってようやく自分の活かし方なども分かるようになってきました。
こういったことが分からないうちはつらいですよね。悩むし迷うし自分が嫌になる。
その気持ちを払しょくするために飛び込んだのがパチンコ屋だったのでしょう。
そしてまた、親もそうだったりとね。
今でこそ、今でこそよく分かるんですよ。「ああ、全部がつながったわ」って感じで。
でもこれが若いころにはまず分からなかったですよね。だからずっと暗闇の中にいるような感覚があった。
そういった若者は、どうしても華やかなものや煌びやかな場所に集まってしまうのでしょう。そういった心理も今では本当によく理解できています。
理解できているからこそ、僕はもうパチンコやスロットにハマらずにいられるということでもあります。
しかしまだあなたがもしこの暗闇から抜け出せずにいるのだとしたら、僕はこの話をぜひ参考にしてもらいたいと考えています。
パチンコやスロットに限らず、依存症の問題を抱えている人の多くは、何かが満たされていないというケースが圧倒的に多いです。
それがなんなのかは、その人にしか分かりません。いや、その人ですら分からない場合も多い。
これが依存症の問題が根深い理由です。
やりたいことが明確になっていない

今回最後の項目になりますが、人生でやりたいことが明確になっていないということも挙げられます。
人生の中でどうしても叶えたい夢や目標、実現したい未来や理想の人生が描けていない、あるいはそういったものに向かって夢中に生きられていないということが考えられますね。
必死で追うものがない、夢中になれるものがない、心から楽しいと思えることがない、そのような状況は、心の中に隙間を作りやすいものです。
その隙間を埋めるために、多くの人がパチンコやスロットに手を出すのでしょう。僕もそうでしたよ。結局のところね。
人によってはそれが酒かもしれない、タバコかもしれない、あるいは恋愛か薬物か自傷行為かと。様々。しかしこういったことはやはり本来の健康的な心理状態にあるとは言えないのは明らか。
時代のせいもあるかもしれません。政治のせいもあるかもしれません。生まれ育った家庭の問題もあるかもしれません。
でもね、何かしらのそういった問題を抱えながらも必死で生きている僕たちが、さらにその状況を悪くするだけのようなギャンブルなんかをやっていては本当にいけないんですよ。それこそ立ちいかなくなる。もしくは、絶望して立ち上がれなくなる。
だからこそそうなる前に、離れるんです。パチンコやスロットからしっかりと距離を取り、冷静な思考と判断ができるようになるまで、病状を回復させる必要があります。
それが禁パチ禁スロです。
誰のためでもありません。自分のためです。
正直、残念ながら正しい情報を得ることすらしないまま、人生を終える人も多くいます。
しかしあなたは、このブログを読み、自らの人生を切り開こうとしている。こんな尊いことがあるでしょうか。
自分の人生を諦めず、ぜひチャンスを掴んでください。本来の自分の望む人生を生きてください。
僕は自分自身がそう生きたいと考えていますし、その術を模索し続けています。
この文章をあなたが読んでくれたのも、何かの縁でしょう。
お互い、遠回りの人生だったかもしれませんが、これからやれることをやっていきませんか?
そのほうがきっとギャンブルより何倍も楽しいはずですよ。
おわりに
最後に、本気で禁パチ禁スロをするためには何が大事なのかということですが、まずは正しい情報を得ることです。
正しい情報を得る中で、今までの自分の思い込みや認識の間違いを正し、いわゆる洗脳状態を解いていきます。
頭で理解するだけではいけません。常に自分の人生を見直し、深掘りして考え、そして本来の自分が理想とする人生を構築するために本気で生きていくことです。
その過程にある、本来の自分の人生の楽しみや奥深さ、喜びを感じ取れるようになったとき、もはやあなたの頭の中にあるパチンコやスロットなどというものの存在意義は、それこそどこかの森の奥の小さな石ころ程度のものとなっていることでしょう。
パチンコやスロットなどに1ミリも執着することなく、自分の人生を夢中に生き、限りある命を燃やし、使命感を持って何かを成し遂げ心満たされること。
ひとはそれを幸せと呼びます。
幸せになりましょう^^
他にも関連記事があります。



それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


コメント