「俺はパチンコやスロットをやるために生まれてきたのか・・・?」
これはパチンコスロット依存症末期の僕が常に自問していたことです。
給料の多くをパチンコやスロットに費やし、臨時収入や本来使ってはいけないお金にまで手を出してしまう。
何度も何度も自己嫌悪と後悔を繰り返しながら、それでもパチンコやスロットをやめられない自分に、「これでは自分はパチンコやスロットをやるために生まれてきたようなものだ・・・」などと考え、嘆いていたわけですね。
もちろん、厳密に言えば「決してそんなことはない!」と思いたいわけですが、現状はかなり悪く、自分の意志で簡単にやめられる状態ですらなく、完全にパチンコやスロットを「打たされている」、まさに奴隷状態にあったわけですから。
そうなるともはや自分は「パチンコ屋の奴隷になるために生まれてきたの?」という疑問になってくるわけです。
「え?奴隷なの?」、「奴隷として生まれたの?」、「そしてこの先も奴隷のままで生きるの?」、「搾取され続けるの?」、「本当にそれでいいの?」と。自分で自分を問いただし続けましたよ。
結果として、「そんな人生は嫌だ!」となり、パチンコやスロットとあらためて決別する道を選んだわけですが、今思えばこういった自分の中に起こる疑問の一つ一つも、僕の依存症克服のプロセスの中では意外と大事なことだったのかもしれないと思うわけです。
この辺りの話をもう少し詳しくしていきますね。
ということで今回は、自分はパチンコをするために生まれてきたのかという疑問を持とうということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
パチンコをやるために生まれてきたのかという疑問は大事
他人から「あなたはパチンコやスロットをやるためにこの世に生まれてきたんですか?」と聞かれたら、「そんなわけねえだろ!」と思いますよね。「なんて失礼な!」なんてことも思いますよね。
でも、やっていることはまさにそれ。
パチンコやスロットを打つために生きている状態。
パチンコ業界の奴隷として生きている状態。
そう、まさに過去の僕のことです。
考えれば考えるほど、自分自身の不甲斐なさと弱さに情けなくなりますよね。
でも、そこが大事。
ダメになりそうなとき、それが一番大事。
なぜなら、「自分はパチンコやスロットをやるために生まれてきたのか・・・?」という疑問が持てる時点で、まだ改善の余地があるからです。
今の状況を嘆き、この状況をなんとか打破したいと考えている。しかしそれができない悔しさから、こういった疑問が湧いてきているのだとしたら。それは依存症克服のチャンスになります。
そもそも、本当に依存症を克服できない人の特徴として、まず「自分が依存症であるということを認めない」、「自分が奴隷(搾取される側)だと気づけない」というようないくつかの重要なポイントがあるからですね。
そう、まず気づかない。気づけないんです。
だからそもそも「これではパチンコやスロットを打つために生まれたようなものだ」とか、「これではパチンコの奴隷だ」なんていう本気の考え自体も湧いてこないんですね。
それどころか、まだまだ「次はどうやったら勝てるか」とか、「パチンコやスロット台のお勉強」なんてものにいつまでも執着して精を出してしまうと。
いつ、どこで、気づくか。
これが依存症の克服には大事なポイントなんですね。
だからこそ僕はあなたにも気づきをたくさん得てもらいたくて、このようなブログを書いています。
「言われなくてもそんなこと全部分かっているよ」という状態になれば素晴らしいですよね。そんな人はおそらくもうこんな依存症問題に悩むことはないでしょうから。
ただ、あなたがまだ過去の僕と同じように、パチンコやスロットの依存症に苦しんでいるのだとすれば、あらゆる観点から考えてみてください。
考え方次第で、人は変われます。
これは間違いないですからね。
疑問が持てれば変われる可能性が生まれる
自分自身の考えや行動に疑問を持つことは、依存症克服への本当に大きな一歩になります。
何度も言いますが、人は気づかないと変われないからですね。
「俺はパチンコの奴隷なんかじゃない!」と今あなたが思えるのであれば、ぜひ次は「じゃあどうすればいいのか」ということを僕と一緒に考えていきましょう。
そうですね、具体的にはこのブログの他の記事も参考に、「なぜ自分はパチンコやスロットに行ってしまうのか」ということや、「打ちにいきたい」から「二度と行きたくないわ笑」に変わる思考の手に入れ方などをあらためて考えていってもらうことですね。
あなたが今疑問を持っていることは、本当に依存症克服への足掛かりや糸口となり得る可能性のある素晴らしいものですが、いかんせん、依存症の根本的原因や解決法というのは本当に人それぞれと言わざるを得ない部分もありますからね。
大事なのは、あくまでもあなた次第。あなたの考え方次第、あなたの行動次第だということです。
自分の現状に疑問を持ち、自分に真剣に問いかけられるあなたは、あと少しでその悩みを克服していける段階にあるということですからね。
その問いかけを大事にして、とことん追求してやりましょう。
その疑問を追求する
「自分はパチンコやスロットをするために生まれてきたのか・・・?」という疑問に対して、とことん追求していきましょう。
「なぜそう思うのか」、「では逆に何がしたいのか」、「どういう状況なら自分は満足するのか」、「じゃあ逆に本来は何のために生まれてきたと考えるのか」、「本当はどんな自分でありたいのか」、「なぜその本当になりたい自分を目指さないのか」、「その理由は・・・?」などなど。
自問自答を徹底的に繰り返すことです。
僕もそうやって一歩一歩進めてきましたよ。その先にあったのが、いろんなことへの納得です。
「なるほど、そりゃあ人生うまくいかないはずだわ」、「ああ、だからパチンコやスロットをやめられなかったのか」など、自分の中のいろんなことが腑に落ちてくるんですね。
そうなると強いですよ。心の底から「え・・・なんであんなものやっていたんだろう・・・うわぁ・・・」と思えるようになってきますから。自分の中の認識がまるで変わってしまうんですよね。
そのきっかけとなるのが、自分の中の疑問や自分自身の問いかけというわけです。
ぜひ、あなたのその疑問を大事にして、そして依存症克服のチャンスにしてください。
おわりに
疑問を持つということは、本来のあなたの望む状態とは何かが違うということなのでしょう。
ではその何かや、その違和感を放置せず、徹底的にそこを掘り下げて考えてみる。そうすることで、自分がパチンコやスロットをやめられない思わぬ要因が明らかになってくることもあるし、あるいは意図せず良い解決策が見つかる可能性もあります。
あなたが持っている疑問や抱えている悩みは、僕自身も考えたり悩んだりしてきたことが多いと思います。だからこそ、ここで僕と一緒にあらためて深く考えていきましょう。
ちなみにですがまちがいなく、
あなたはパチンコやスロットをやるために生まれてきたわけじゃないんですからね!!
もちろん僕もね。
一緒に人生を変えていきましょう!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント