「パチンコやスロットでストレスを発散したい・・・」
そう考えているうちは、なかなかやめられませんね。
毎日の仕事や家庭のストレスも、お金がない生活のストレスも、つまらない人間関係のストレスも、うまくいかない人生のストレスも、全部パチンコやスロットで解消してやる。
そう思って僕はパチンコ店に突撃していましたよね。延々と。
もうこの時点で、どうしようもなく生き方が間違っているということに気がつかずにね。
つまりパチンコやスロットでストレスを解消しよう、解消したい、などという考えをあらためていかないと、禁パチや禁スロはできないということ。
あなたにも思い当たる節があるならば、ここで僕と一緒にしっかり考えてみましょう。
ということで今回は、パチンコやスロット以外のストレス発散方法を考えようということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
そもそもパチンコやスロットはストレス発散にはならない
日々のお金の悩みやモヤモヤとしたストレスを、パチンコやスロットで大勝ちして一気に発散したいと考える気持ちはよく分かります。僕もそうでしたからね。
何かちょっとでも不安なことや嫌なことがあるとすぐに「ちょっと息抜きしてくる」とか、「ストレス発散してくる」などと理由をつけては、パチンコ屋へ行っていました。
今思えばこれこそがもうまさに依存症の依存症たる思考状態で、実のところパチンコ屋へ行く理由なんて何でもよかったんですよね。
例えば「ちょっと今月はお金が足りないから稼ぎに」とか、「考えがまとまらないからゆっくり打ちながら考えよう」とか。そのときの状況と気分でなんとでも理由を考える。
挙句の果てにしこたま負けて、なけなしのお金を失って、休日の時間も使い果たし、得るものといえば、圧倒的後悔と自己嫌悪と疲労困憊とこの世のものとは思えないほどのストレスだけでしたと。
こんなことを繰り返していては、そりゃあ少なからず精神的にもおかしくもなってくるというものですよ。
そう、すでに自分はおかしくなっている、そのことを理解していかないといけません。
ちなみに思い通りに勝ったら勝ったで、それは地獄の継続にすぎませんからね。そこからまた長いことやめられなくなるので。
だからどちらにしても正解なんてものは無く、本当のストレス発散にもなりはしない。
「ストレス発散になる」。自分でそう思い込んでいるだけ。
パチンコやスロットは実はただのストレス製造機ということにまず気がつかないといけません。
そしてそのうえで、本当に日々のストレスがあるならば、正しくそれらを発散していく方法を考えなければいけないんですね。ここをはき違えていると、一生かかってもこの地獄のループから抜け出すことは困難になるでしょう。
パチンコやスロットはストレス発散にはならず、勝っても負けても地獄が待っているだけ。
負ければ地獄。勝ったら勝ったでやめられなくなるから地獄。そして大勝ちと大負けのギャップや落差という感情の振り幅が大きければ大きいほど、ますますこれにのめり込んでいくという仕組み。
冷静になって考えれば恐ろしいものなんですよ。本当に。
そりゃあ犯罪者や廃人が生まれてしまうのもある意味納得ですよ。自分だって一歩間違えればどうなっていたかという話なんですよね。
だからこそ、少しでも早くその場から離れることを考えていきましょう。
本当のストレス発散方法とは
そもそも本当のストレス発散方法というのは、その日勝っただの負けただの、そのような不確定要素の強いものではなく、掛け値なしで純粋に心が楽しめるものをいうんですよね。
だからこそ、初めからパチンコやスロットを始めとするギャンブルに、ストレス解消効果なんて求めることに無理があるというもの。このことをまず理解していきましょう。
そして自分が心から楽しめる趣味や、ほっとする環境、安らげる場所などをあらためて模索していくことが大事ですね。
例えば以下のようなストレス発散方法はどうでしょうか。
・おいしいものを食べる
・ゲームで遊ぶ
・音楽を聴く
・楽器を演奏する
・歌を歌う
・読書をする
・運動をする
・旅行に出かける
・人と楽しく会話する
・自然に触れる
・本当にやりたかったことをやる
あくまで何が楽しいと感じるかは人それぞれですが、上記のような物事は特にすでにストレス発散効果があるものとして確立されてきているものばかりですので、参考になると思います。
そしてここでもう一点参考にしてもらうとすれば、「過去の自分が好きでハマっていたこと」を思い出してまたやってみるというものですね。
例えば自分が小学生くらいの子供のころに好きでよく遊んでいたものとか、10代や20代のころにお金を使ってよく遊んでいた物事の中に、結構自分だけのヒントが隠されていることは多いです。
昔の自分が好きでやっていたことは、やっぱりやってみると楽しいと思ってハマってしまいやすいんですよね。
そういったことをいくつか見つけることで、本当のストレス発散とは何なのかということを考えるきっかけになりますし、また、実際にパチンコやスロットをやめる際の良い代替案や置き換え行動となってくれるんですよ。
そしてこればっかりは、自分にしか分かりませんからね。
自分はもともと何が好きで、何をやると心から楽しいと思えるのかということは、自分自身をあらためてよく見つめてみることでしか答えは出てきませんから。
自分の本当の気持ちを汲み取ってあげてください。
本当の自分は、そんなパチンコやスロットに苦しめられ続けるような、地獄のような気分で死ぬほど悩み続けるような人生を望んではいないはずなんですよ。
自分を救えるのは自分だけということを決して忘れないでください。
すぐに好きなことを楽しめない理由
パチンコやスロットに変わる趣味を始めてみようとすると、必ず陥る罠があるので、それもあらかじめ覚えておいてください。
それはパチンコやスロット以外に何をやってもあまり楽しいと思えないことです。
これは以前の記事にも書いたことなんですが、パチンコやスロットの脳に対しての刺激が強すぎることと、長い間自分がその環境にいたせいで、パチンコやスロット以外に「快」の感情を感じなくなってしまっているからですね。
こればっかりは、パチンコやスロットをやめると決めたその翌日からどうこうできるという話ではなく、時間をかけてゆっくりと「正常な感覚」に戻していくほかありません。
詳しいことを言えば脳内物質のドーパミンが依存対象のもの以外に出にくくなってしまっているからなどというような話になってくるんですが、これもしっかりと禁パチ禁スロを継続していくことで必ず回復してきますので、心配する必要はありません。
思う存分に禁パチ禁スロをやっていきましょう。
僕もそうですが、禁パチ禁スロを順調に継続していくと、きちんと自分の趣味や楽しみにも「やっぱりこれは楽しいな」という感覚が戻ってきますから、そこまでをうまく乗り切っていくことがポイントなんですね。
さらにこういった感情が正常になってくると同時に、おかしくなっていた金銭感覚も正常になってくることが多いです。そしてここまでくると、多くの人が口をそろえてこう言うんですよね。
「なんであんなもんやっとったんやろ・・・」ってね。
え?ちょっと方言がきつい?
ええと、「どうしてあんなことをしていたのだろう・・・」ですね。
もしくは「なんしてあっだらもんさやっちょべっイダッ!!」
ちょっと舌を噛んでしまったのでこのくらいにしておきますが、要は禁パチ禁スロをして、昔みたいな正常な感覚を取り戻していくまでには、日にちぐすりも大事ですよというわけです。
禁パチ禁スロは焦らず、慌てず、一日一日を着実に乗り切っていきましょう。
僕もそうやって一歩一歩、今も歩いていますので、よかったら一緒にどうですか?^^
おわりに
先ほど挙げたパチンコやスロットに代わるストレス発散方法は、実はほとんどが僕も今までにやってきている方法なんです。
ゲームや本の世界に没入したり、運動して汗をかいたあと温泉につかりにいったり、自然の中でキャンプやハイキングをしたり、はたまた自宅でギターをかき鳴らしながら大声で歌ったりとね。本当に良いストレス発散になりますよ。
ちなみにこれらは僕もやっぱり小中学生のころから二十歳くらいになるまでには、すでに好きになっていたものばかりです。
さらに今あらためてやってみると、もう少しお金を使ってそれらを楽しむこともできますし、あのころ買えなかったアイテムだって買い揃えたりもできますからね。やり方によっては今だからこそすごく楽しめるものにもなりますよ。
パチンコやスロットなんてやらなくても十分に楽しめた、あのころに戻ってみませんか?
そこにあなたの本当のストレス発散方法のヒントがあると思いますよ。
ぜひ、それを見つけてみてくださいね。^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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