「どうやって禁パチ禁スロをしてきたの?」
禁パチ禁スロに限らずですが、何か自分が抱えている問題を解決したいと考えたとき、他者の成功論や問題解決に至るまでの歩いてきた道筋というものはやはり気になりますよね。
どうやってそれをやったの!?
という疑問。
かつての僕も、「皆一体どうやって禁パチ禁スロを成功させているんだろう」、「誰か教えてくれー!」などとよく考えていましたよ。それだけ絶望的に禁パチ禁スロができなかったからですね。
他の人は一体どうやっているのかという疑問に対し、僕個人の話でよければぜひ参考にしてもらいたいと思い、この記事を書いています。
ということで今回は、僕が禁パチ禁スロを継続できるようになった経緯について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
禁パチ禁スロを継続できるようになった経緯
まず最初に言っておきますが、僕はパチンコやスロットを始めとするギャンブル依存症に、20年以上悩んできました。
その間何度、いや、何百度何千度、ギャンブルをやめたい、やめようと考えてきたか、分かりません。
ギャンブルでたしかに良い思いをしたこともありますよ。でも全体を通して考えたら、それも含めすべてはギャンブルの手の中。僕は人生のほとんどを金銭的余裕の無さと精神的疲労の渦中に居続けていた。
そりゃいろんなことがうまくいかなくなって当然ですよね。
仕事、人間関係、経済面の悪化。自分を人生のどん底へと、自ら導いてきたのですね。
もちろんその間、何も考えていなかったわけではありません。何度も何度も、ギャンブルを断つことを考え、実行してきました。
がっダメ・・・!!
本当に、何度誓っても、ダメ。
明日から絶対行かない!二度とやらない!お金を持たない!仕事に打ち込む!これからは真っ当に生きるんだ!!
どれだけ、その意志を無にしてきたか。
その意志が本気であればあるほど、それを無にした結果は絶望へと変わり、やがては自分を信じられなくなり、他者からの信用も失ってきました。
「もう、無理に頑張らなくてもいいかな・・・」、「ギャンブルと何とかうまく付き合ってさえいければ・・・」
そんなことを考えた時期もありますよ。
でも、やっぱり諦めたくなかった。
禁パチ禁スロをして、普通の生活が送りたかった。
本来の自分の人生を生きたかった。
だから、諦めずに禁パチ禁スロの方法を探し続けました。
パチンコやスロットを、絶対にやめる。
その意志だけは、絶対に捨てなかったのです。
禁パチ禁スロできるようになったきっかけは?
前置きが長くなりましたが、次はそんなれっきとしたギャンブル依存症の僕が、ようやくギャンブルと距離を取れるようになったきっかけについて話していきます。
僕がギャンブルと離れられるようになったきっかけは、インターネット上で、同じくギャンブル依存症と本気で向き合って戦っている人たちのブログやテキストを読んだことでした。
そこには同じ悩みを抱え、同じことにつまづき、それでも必死でもがいているリアルな禁パチ禁スロ実践者の姿が見て取れたんですね。
このときのことを今振り返ってみると、
あのときが初めて自分を客観視できるようになった瞬間だったのではないか
などと考えています。
どういうことかといいますと、過去の僕はまさにどっぷりと依存症の渦中にあったわけで、それはいわば「洗脳状態」ともいえる、何者の意見も思考も受け入れられない状態だったのではないかということ。
依存症は「否認の病」といわれるくらい、まずそもそも本人が自分が依存症であるということを認められない、受け入れられないことが、治療に至れない大きな原因となっていることが多いということがあります。
また、さらに依存症は「孤独の病」ともいわれるように、自分だけで問題を抱えてしまいやすいことや、人に相談したり助けを求めたりするといったことが難しくなってしまうという問題もはらんでいます。
つまり、まず自分一人で気づくのが、難しいということ。
洗脳状態を解いて、周囲の意見や現実を受け入れられるようになる状況を、一人で作るのが難しいということ。
この問題があるから、なかなか依存症は克服できないし、事実、僕も変われなかったということなんですね。
その僕が、同じ状況にいる人の話を聞き、共感と交流をする機会を得た結果、心がふと軽くなる瞬間と共に、問題解決への糸口が見えてきたんですね。
もっと分かりやすく言うと、他にも僕と同じ悩みを持っている人がいて、その人たちが考えていることや実践していること、そしてたくさんの成功例や失敗例を文章から読み取れていったことで、自分の中に「あらゆる気づき」が生まれまくったのです。
もっと言いましょう。
要は、ギャンブルはまず勝てないこと。勝てないようになっているということ。むしろ勝ったら地獄だということを、ようやく心から理解できるようになりました。
また、ギャンブルは自分を〇すまで容赦なく追い込むということも、人生を簡単に崩壊させるということも知りましたし、自分が「依存症ビジネス」であるギャンブルの最高の奴隷であるということにも納得できるようになりました。
さらには、依存症克服への道の先を行く人たちから、たくさんの熱い思いやメッセージを受け取ることもできました。
今までに負けた金は絶対に取り返せないんだから、もうやめろ!その金はもう諦めろ!負けた金を回収するとか、ギャンブルに勝つということを諦めない限り、お前の人生は、確実に終わるぞ!
マジで、逃げるが勝ちなんだよ!この世界は!!気づいてくれ!!
ってね。
そういった、依存症当事者にしか理解のできない、熱い熱いメッセージも受け取った結果、自分の中にほころびが生まれてきたんですね。
そう、脱ギャンブルへの糸口、強固な洗脳状態の弛緩、ほころび、隙間。こういったものが、自分の中に芽生え始めたのです。
そこからは割と早かったですね。
言葉でぶん殴られた感覚と言いましょうか、とにかく、ものすごくいろんなことに気づけた。いろんなことが腑に落ちた。
それと同時に、
「これならやめられるかも・・・!」
という希望が生まれてきたんですね。
今思えば、完全に洗脳されていたと分かる
僕がギャンブルと共に過ごしてきた20数年間の中で、もちろんですが、周囲の人には様々な助言や心配をいただいてきました。
家族、友人、恋人。自分の周りにいる大事な人は、心の底から僕のことを案じ、なんとかギャンブルから切り離そうとしてくれていたんですよね。
そのありがたい言葉の数々が、なぜ当時の僕には響かなかったのか。
なぜ素直に受け取れなかったのか。
それはやはり洗脳状態にあった、あるいはそれに近い状態にあったということを、今ならはっきりと断言することができます。
洗脳状態にあると、人の意見や助言というものが、何一つ聞き入れられない状態になります。
たしかに耳には聞こえてはいるのですが、頭に入るところでブロックがかかってしまうんですね。
鍵でガチガチに閉ざされた部屋の中に、自分が一人でいるような、そんな感じ。
その洗脳状態を解いた鍵が、僕の場合は他のギャンブル依存症と戦う人のブログだったりしたわけですが、ここで大事なことは、僕自身が自分の依存症を解決することを決して諦めなかったことも大きな要点だったと考えています。
すでに依存症を克服することを僕が諦めてしまっていたとしたら、インターネットで禁パチ禁スロの方法を探し続けることもなかったでしょうし、その結果として、参考になるサイトやブログに出会うということもなかったでしょう。
だから決して諦めないでということは、僕も以前の記事で書いています。
諦めてしまったら、依存症克服の可能性は限りなく0になってしまいます。
僕から今あなたに言いたいのは、「決して諦めないで」ということと、「僕の話を聞いて、あなたも何かきっかけをつかんでほしい」ということです。
それでも難しいのが依存症
ギャンブル依存症を克服するためのきっかけをつかみ、たくさんの気づきを得た僕は、かつてとは比べ物にならない前向きな気持ちと、依存症を乗り越えるための実践ができる資質を手に入れることができました。
その結果としておよそ3年という期間の禁パチ禁スロができるようになったのです。
これで僕の依存症問題は、ようやく解決に至ったか。長かった・・・。これからは平穏な日々を生きるぞと、そのようなことを考えていました。
がっダメ!!
依存症の本当の恐ろしさを知ったのはこの後だったんですね。
家族を含む人間関係のもつれから、またスリップ(再度ギャンブルをしてしまうこと)をしてしまったのです。
このとき、もう確実に理解しましたよね。
依存症の問題は、一生続くということ。
もう大丈夫ということはないということ。
僕たちは、〇ぬまで依存症なのだということ。
これはもう事実であると、そう納得せざるを得なかったですね。
しかし、そこから見えた希望があった
ここまで来てのスリップ。
まだ残されていた、深い闇と絶望。
人によっては、もう立ち上がれない人が出てきてしまうのもうなずける、そんな瞬間。
もちろん僕も絶句しましたよ。もう自分はここまでかとね。
しかし、ここで見えた希望があったんですね。
それは、
自分がギャンブルをしてしまう本当の原因が特定できたこと
です。
今まで散々、「自分はなんでパチンコやスロットをしてしまうのかなぁ」、「そもそもパチンコやスロットにハマったきっかけはなんだったかなぁ」と、自己分析を続けてきて、自分なりにその答えとなるものも見つけてきてはいたんですね。
しかし、このスリップによって、これらの仮説が覆されたのです。
そう、自分がギャンブルに手を出すことになった理由に始まり、長年そのギャンブルから抜け出せなかった訳、何がどうあれば、自分は真っ当に生きられるようになるのかといった疑問。そういったものの本当の答えが、一気に洗い出されてきたんですね。
僕の場合は、それが家族との関係、幼少期の家庭環境の影響、そしてそこから繋がってきた、人間関係、現在の生活環境の課題、そういったところに、本当の問題が隠されていたのです。
これは、気づけなかった・・・!
ここまではさすがの僕も、気づけていなかったんですよ。
そうか、僕のなぜか地に足のつかない人生、うまくいかない人間関係、仕事、そしてギャンブルを始めとするいくつかの依存症の原因に至るまでが、こういったところにあったのかと。
40年余り生きてきて、ようやく、ようやくですが、その理解に至ったのです。
実はこの問題はギャンブル依存症の学びだけではなく、その他のメンタルヘルスの問題や、自分の人格や特性を学ぶ過程において、複合的に理解することができてきたという事情があります。
つまり僕の場合は、自分の人生を根本から分析したり、本質を見極める作業や、そこに至るまでの様々な分野の知識や経験もたくさん必要だったということが分かっています。
「なるほど、こりゃ、一人で依存症を克服するのは難しいはずだわ」
というのが僕の正直に感じた感想ですね。
でもそのことが、僕を次のステージへと導く結果となったとも感じていますし、こういった経験を経たからこそ、今の僕があると、そう考えています。
そう考えれば、あの絶望的なスリップも、僕にとっては必要なプロセスだったということになりますので、こういった事案や参考例は、ぜひ僕と同じ悩みを持つ人に今後も届けていきたいと考えています。
そして希望はもう一つあって、
これまでに蓄積された禁パチ禁スロの経験は無駄にはなっていない
ということですね。
曲がりなりにもおよそ3年という期間を乗り越えてきた経験は、たとえスリップをしたとしても、自分の中でのここまでの成功法や成功マニュアルとして、今後も役立てていくことができます。
事実、僕もそのスリップからまたあらためて禁パチ禁スロを始め、この記事を書いている現時点で、今度はもうすぐ5年というところまで来れることができています。
さらにその5年近くという期間は、過去一番、安定した禁パチ禁スロの状態で過ごしてきていますからね。やはり問題を根本から解決してきていることが大きいということを、あらためて実感しているところです。
だからこそ、この文章をここまで読んでくれているあなたにも伝えたいのは、たとえスリップしようとも依存症の克服を絶対に諦めないでもらいたいことと、僕のこういった事例なども参考に、ぜひ自分の依存症とあらゆる角度から真剣に向き合ってみてほしいのです。
僕は過去にたくさんの気づきを僕に与えてくれた先人たちのように、あなたにも何かしらの気づきやきっかけを得てもらえるような存在になりたい。そんな思いでこの文章を書き連ねています。
あなたは、決して一人ではない。
同じ悩みを持っている人は、僕も含めてたくさんいます。
その人たちの声を聞いてください。先人たちの言葉を聴けるようになってください。その話に耳を傾けてください。
きっと、得られるものがあるはずです。
過去の僕のように、ね。
おわりに
あなたがこのブログを読んでくれているということは、少なくとも今自分自身の人生に問題意識を持ち、自らギャンブル依存症を克服するための術を模索しているということなのでしょう。
その時点で、あなたがギャンブルと離れ明るい未来を手に入れられる可能性は十分にあるということが言えます。
先に申し上げたように、すでに依存症の克服を諦めてしまっている人もいれば、問題解決の糸口に気づけず、有益な情報にたどり着くことさえできない人もいるわけですから。
正直、その状況にある人は、依存症の克服は難しいと言わざるを得ない。なぜなら、それは僕も身をもって体験してきているから。
でもあなたは違う。
決して諦めないという強い心と、情報を求める行動力と、何とかして問題を解決したいという意欲を持っています。その証拠に、この文章をここまで読んでくれている。
これが本当に素晴らしい。
依存症を克服することができる素質があり、その可能性を大いに持っているということに他ならないからですね。
あなたは、できる。
ギャンブルをやめて、人生を好転させられる力を持っている。
あとは、やるだけ。
ですよね。
本気の禁パチ禁スロ。僕もやっていますからね。
ぜひ一緒にやりましょう!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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