「禁パチ、禁スロがしたい・・・」
ならば、パチンコやスロットから徹底的に距離を取りましょう。
物理的な距離はもちろんですが、特に精神的距離を取ることが大事。
まず、これができるかどうかが、禁パチ禁スロの成功と失敗の分かれ目なんです。
禁パチ禁スロの最初の一週間、一か月、そしてある程度の習慣化がされる3か月ほどの期間をうまく乗り越えていくには、パチンコやスロットと徹底的に精神的距離を取り続けるということをしなければいけません。
具体的には、まず先にパチンコやスロットへの依存心や執着心を薄れさせていき、そののちに、新たな趣味や取り組みなどによって、あなたの理想とする人生を少しずつ作り上げていくことで、ギャンブルのない本来のあなたの人生を取り戻していくんです。
しかしギャンブル依存症にとっては、まずこれが厳しいんですよね。それは僕もよく分かっています。僕も紛れもないギャンブル依存症者ですからね。
ただ、それでもやりましょう。いや、だからこそやるんです。ギャンブルに負けてはいけません。必ずギャンブル依存症を克服して、本来の自分の人生を取り戻しましょう。
そのために、僕がやってきたパチンコやスロットと精神的距離を取るための方法を、あなたにもお伝えします。
この記事を参考に、ぜひ諦めずに取り組んでください。
ということで今回は、禁パチ禁スロをするにはパチンコとスロットから精神的に離れることということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
パチンコとスロットから精神的に離れるには
パチンコとスロットから精神的な距離を取るためには、まずパチンコやスロットへの執着心を無くしていかなければいけません。
その執着心を無くすには、「自分のことをよく理解すること」と、「パチンコやスロットのことをよく理解すること」、この2点の理解が必要です。
順番に解説していきます。
自分のことをよく理解すること
例えばあなたは以下のような質問にしっかり答えられるでしょうか。
- 自分はなぜパチンコ屋へ行くのか
- なんのためにパチンコやスロットをしているのか
- パチンコやスロットを通じて何を得たいのか
- 逆に何があればやめられると考えているのか
自分とパチンコやスロットとの関係性が理解できていないままでは、執着心を無くすことは難しいです。
「よく分からんけど、なぜか打ちたくなる」
この状態になるからですね。
よく分からないまま、パチンコやスロットをやってしまっている。
よく分からないから、延々とやめられない。やめ方も分からない。やめられるきっかけがつかめない。やめられる気がしない。
このような状態にあっては、パチンコやスロットと精神的な距離を取るというのはかなり難しくなるんです。
自分のことがよく分かっていない、ゆえに、芯(信)が無く、何かに操られやすく、囚われやすく、自立することができない。
精神的に自立できないので、何かに依存しやすくなってしまう。
こういったプロセスが成り立ってしまいます。
だからこそ、まず自分を深く理解する必要があるんですね。
具体的には上記のような質問を、徹底的に自問自答していきます。自分のことをより理解するためです。
「あなたがパチンコ屋へ行く本当の理由はなんですか?」
この理由が明確になってくると、執着心を無くすためのきっかけや糸口が見つかる可能性が高くなってきます。
例えば僕の場合、パチンコ屋へ行く理由は「お金」でした。
でも実はその「お金が欲しい」という理由の裏には、「もっと根深い問題」があったんですね。
それがアダルトチルドレンの問題(幼少期の家庭環境などで心の発達に問題があること)や必要以上の承認欲求や自尊心の欠如(満たされない気持ちや自己肯定感の問題)というような、自分の思考や心の問題が根本にあることが分かってきました。
僕の場合は運が良かったこともあります。
自分が当時、ギャンブル依存症を始めとして、人生にとても生きづらさを感じていて、心理学を始めとしていろんなことを調べて学んでいたんですが、その中で自分の根本にある、上記のような問題点がたくさん浮き彫りになってきたんですね。
それとこれとは別問題なんじゃないかなんてことも初めは考えていたんですが、やはりそこは同じ人格なんですよね。問題の多くは関連しているってこと。
なるほど、そりゃあ生きづらくもなるし、対人関係もうまくいかなくなるし、依存体質にもなるわなと。それだけのことが理解できたのが本当に大きかった。僕の中でのパラダイムシフト(常識の変換)ですよ。
具体的に言うと、様々なことを考えて抜いていった先には、「パチンコやスロットには期待しなくなった」、「パチンコやスロットでは自分の理想は手に入らないと理解した」、「パチンコやスロットをすることへの危機感が増した」などの変化が自分の中でありました。
自分の理想の人生、なりたい自分、望む環境、ありたい未来。パチンコやスロットをし続けても、自分の欲しいものは何一つ手に入らないということが理解できたのですから。
「え、じゃあパチンコ屋へ行く意味ないじゃん・・・」
最後はここへ到達するわけです。
自分がパチンコ屋へ行く理由が何一つ無くなったとき、あれだけ執着していた心がようやく解放されていったんですね。
この感覚こそが、「執着心が薄れる」という感覚であり、この状況になることによって、パチンコやスロットと精神的な距離が取れるようになるわけなんですが、この「感覚」の部分を言葉で説明することが本当に難しいところですね。
これだけ文章を書いても、どこまで伝えられるかなと思いますよ。
ただ、絶対にあなたには伝えたい。なんとかして伝えたい。そしてギャンブル依存症克服への道を切り開いてほしい。早くこっち側へ来てほしい。そう考えていますので、もう少しお付き合いくださいね。
パチンコやスロットのことをよく理解すること
自分のことをよく理解することと並行して、パチンコやスロットのこともよく理解していく必要があります。
ここでも以下のようなことを本気で考えてみてください。
- パチンコやスロットは何のために存在しているのか
- パチンコやスロットは誰のためにあるのか
- なぜパチンコやスロットでは勝てないのか
- なぜここまで依存してしまうのか
おおむね、こういったことですね。
もちろん今の僕は、全部説明できます。それも事細かく。
だからこそ、
「え、パチンコやスロットやる意味ないじゃん・・・」
と心から理解できているんです。
以前は本当にこういったことが分からなかったですね。というか、考えもしなかったし、考えても考えが及ばなかった。
だからこそ「勝手にパチンコやスロットに期待して」、「勝手に夢を見て」、「勝手に店に行って打ち」、「勝手に思い通りいかないと怒る」。そんな行動を延々としてしまっていたわけです。
過去の僕と今の僕との一番の差は、「認識の違い」です。
パチンコやスロットに対しての、認識がまるで違うんです。
パチンコやスロットに対して、「なんの期待もしていないし」、「なんの希望も抱かないし」、「なんの存在意義も感じない」。それがいよいよ極まって、もはやパチンコやスロットを恨んでもいないし憎んでもいないという極地まで来てしまっていると。
このような状態になってしまったのは、パチンコやスロットのことをよく理解したからですね。
よく知れば、よく分かるんです。よく見えるんですよ。パチンコやスロットの仕組みというものが。
だからこそ、僕はもう騙されないで済んでいる。いや、騙されたなんて言い方は人聞きが良くないですね、僕があまりに無知だっただけですので。
知れば、やらないですよ、あんなもの。
やれない。やりたくならない。間違いなく。
もともとやる価値があるものじゃないんだから。
じゃあなぜあなたはやってしまうのか。
パチンコやスロットに、なんの価値を感じているのか。
僕とあなたの認識の違いはなんなのか。
こういったところを洗い出していく必要があります。
ちなみにパチンコやスロットとはいったいどういうものなのかということを理解するには、「まず知識をつけたほうがいい」ですね。パチンコやスロットのことをよく知りましょうってことです。無知は自分の責任ですから。そのために僕はこのブログを書いて情報発信をしています。
こういった情報を必死で集めてください。必ず、あなたが執着してしまう「思い込み」がどこかにあります。
その「思い込み」が覆されたとき、
「え?嘘だろ・・・今まで俺は・・・何をやって・・・」
という瞬間が訪れる可能性が出てきます。
気づくんです。理解するんです。思い込みを無くすんです。
あなたのパチンコとスロットに対する認識を変えるんです。
それが執着心を無くさせます。
執着心が無くなった人は、皆口をそろえてこう言います。
「なんであんなものやってたんだろう」
です。
まさに我に返った瞬間。洗脳が解けた瞬間といえば伝わりやすいでしょうか。
ここまで行きましょう。
ここまで来れば、ギャンブル依存症の克服はもうすぐです。
僕ができる限り案内しますのでついてきてください。
認識が変わることで精神的距離が生まれる
人は「意識」が変われば「行動」が変わります。
だから僕の禁パチ禁スロ方法は、「意識(認識)を変える」ことに重点を置いています。
禁パチや禁スロは我慢や根性でやるものではないです。そういったこともよく知り、よく理解していってください。
その積み重ねが、あなたとギャンブルの精神的距離を作ります。
精神的距離という「空間」が、あなたとパチンコの間に生まれる。それをおよそ数か月ほどの一定期間、しっかり保ち続ける。もちろんその間も、禁パチ禁スロの情報を集め、自分の意識に刷り込んでいく。
その結果として、徐々に執着心や依存心といったものが薄れていきます。
そうなった後はしっかりとパチンコやスロットから決別して、「やった!もう打たなくてもいいんだ!」という「うれしさ」を実感して生きていくのです。
そう、パチンコやスロットを「もう打たなくてもよくなる」んですよ。その状況を心から望むのであれば、本気で禁パチ禁スロを実行していきましょう。
応援しています。
おわりに
ギャンブル依存症の苦しみを僕はよく知っています。
だからこそ、あなたの問題も解決してほしいんです。そのままにしてもらいたくないんです。
それがいずれ僕やあなただけでなく、子供たちや社会の明るい未来に繋がっていくと思うからです。
ぜひ一緒に禁パチ禁スロしましょう!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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