「どうしたらスロットへ行かないようになるのか。」
鬼依存症の僕がいつも考えてきたことです。
今まで色々試しては見たものの、やはり依存症ゆえ上手くいかないことは多かったです。
ただ、その経験の中でも一定の効果があったものや、結果として今の僕が考えるおすすめの方法などをご紹介したいと思います。
それでは今回は、スロットへ行かないために考えられる方法について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
スロットへ行かない方法
スロットに行かないで済むようになるために考えられる方法について、主なところでは以下のようなことが挙げられます。
・お金やカードを持ち歩かない
・他にハマれる趣味を持つ
・家族や友達と話をする
・禁スロの知識を付ける
・最悪は海外へ飛ぶ
順番に見ていきましょう。
スロットに関するものを捨てる
スロットに行かないようにするために、これは真っ先にやってほしいことですね。
例えばパチンコ屋の会員カードや貯玉カード、自宅にあるパチンコパチスロ雑誌、パチスロのゲームやアプリなど、スロットを連想させるようなものを一切排除して、まずは環境を整えましょう。
また、パチンコ屋にいつも着て行っていた服や帽子なんかも、本気の決意をするならば捨ててしまうというのもありです。
とにかく、何よりも大事なのは、もう絶対に行かないという決意です。
血意といっても良いでしょう。
ただし!血がにじむほどの決意と覚悟をもって、スロットにおさらばできるか、そこが一番核になる部分であって、あたりまえですが、何かを捨てることで必然と行かなくなるわけではないということを理解してください。
大事なのは二度と行かないという自分への誓いです。
お金やカードを持ち歩かない
これもよくいわれる方法ですね。
お金を財布に入れない、小銭だけにする、あるいは1000円だけ財布に入れておいて、あとは家族に預かってもらう。
そしてお金が無くなったらその都度、何に使ったかの報告と合わせて、また1000円を補充してもらう。そのような方法です。
ポイントは、お金もカードも確実に預けて、どこかへ隠してもらうこと。
自分が隠し場所を予測して探して、すぐに見つけてしまうようでは効果はありません。(僕のように)
何かあったらいけないからと、すぐに3000円や5000円へと変更してしまっては意味がありません。(僕のように)
現金が無いからと、秘蔵のクレジットカードを出してきてキャッシングするようでは何をしているのかもはや分かりません。(僕のように)
依存症の僕らは、あらゆる理由や理屈を探して、お金を持つことを肯定してしまいます。
例えば、飲み会がありそうだからとか、何かあったときのためにとか、支払いが近いからといった理由を付けてはせっかく預けたお金を戻してもらいます。
最悪はキャッシングですね。今考えると本当にバカでみっともないことをしてきました。
しかしこの方法は、上手くやれば本当に物理的にスロットに行けなくなる方法ですので、今すぐ信頼できる人にお金を管理してもらって、決意してください。
最終的に自分に負けて行ってしまうのか否か。
どんな方法もあくまで手段であって、目的ではないということを確実に理解してください。
もう同じことの繰り返しはやめましょうよ。お互いに。ね。
他にハマれる趣味を持つ
過去にハマっていた趣味や、新しくやってみようと思っている趣味があればぜひやってみましょう。
例えば僕はゲームをすることも好きなんですが、昔のゲームを中古で買ってきてやってみると、やっぱり没頭したりします。
他にも読書や音楽のライブに出かけたり、何より子供たちと遊んでいる時なんかは本当にギャンブルのことを忘れることができます。
しかし、ふと一人になった時間、まとまったお金が入ったとき、仕事が早く終わって時間が空いたときなど、幾度となく失敗してきました。
趣味は本当に楽しいですし、没頭できます。
ただ、その後が危ない。これが依存症の怖いところですよね。
何なら、そのゲームを買うお金もちょっとスロットで増やしてから・・・とか考えるでしょ。
そしてその何倍ものお金を失ってしまうまでが、依存症あるあるなことも僕はよく分かります。
だからこそ、この趣味をスロットの代用とするには、一点の注意ポイントがあります。
それは、完全に意識を変えてからでないと続かないよということです。
ただただスロットの行きたい欲を趣味にぶつけるのでは本当に続きません。
完全に意識を変えて、スロットを断つ。
そして、その後に上手に趣味を自分の生活にスライドさせていくイメージです。
趣味を持つことは素晴らしいことです。
人生に楽しみと彩を与えてくれます。
スロットなんかもう必要ない。
そう思える趣味をぜひ見つけてくださいね。
家族や友達と話をする
スロットをやっている後ろめたさってありますよね。
僕も親や、ましてや嫁さんの親になんか知られたくないです。
でも、皆気づいているんですけどね、大抵は。
気を遣ってくれて、言ってこないだけで、皆心配しているということは多いです。
やっぱりこれ以上嘘をつきたくない、裏切りたくないと思うのであれば、本気でスロットやパチンコを断ちましょう。
家族に悩みを打ち明けて、約束することで変われたという人もいますし、僕自身も子供が大きくなるにつれて、この子たちに嘘はつきたくないし、信用も失いたくないという気持ちはとても大きいものです。
そうそう、あとはこれも僕の話なんですが、昔からの親友に久しぶりに会ったときに、ふとスロットの話題になったんですよ。そいつも昔は好きでよくやっていましたからね。
そこで、最近のスロットがどうのこうのという話になったんですが、その時にその親友から一言。
「は?まだスロットやってんの・・・?」と。
これはかなり効きましたね。ガツンと。
そいつの一言には、(いや俺らもういいおっさんだし、スロットって・・・今どき出るわけないし、てかまだ行ってるんだ・・・うわぁ・・・あ、だから乗ってる車もあんなボロいので・・・あっ・・・。)
と色々お察しされたことを含んでいることが一瞬で伝わってきて、家に帰ってから泣きましたよね。当然。
恥ずかしかったです。
そんな体験も、悔しさも、スロットをやめることで消化することができます。
やめることを諦めることが恥ずかしいのであって、行かなくなればもう何も恥ずべきことはありません。
過去にハマっていた人は多いですからね。
その辺りも踏まえて、自分はどうするのか、よく考えてください。
禁スロの知識を付ける
上記のあらゆる方法を今まで試してきた僕ですが、数々それを失敗に終えてきました。
そして最終的にたどり着いた答えが、この禁スロの知識を付けることです。
他の記事では、自己洗脳をする、意識を変える、思考を変えるといった色んな言い方をしていますが、全てはこのことです。
禁スロに関するあらゆる情報をインプットして、自分のスロットに対する思考を変えています。
そうすることで、「行きたい」という気持ちが随分緩和されて、今は日々穏やかに暮らせています。
依存症なので、油断も慢心もできません。
本気でもう行かないという決意を忘れずに、一生生きていくしか本当の方法は無いことも理解することができました。
今回挙げた方法でスロットに行かなくて済むようになったという人は、本当に素晴らしいです。
でも、どの方法もダメだったという人は、まだ僕と一緒にこのブログを読み進めていってください。
目的は同じです。
一生スロットに行かないこと。
頑張っていきましょう。
最悪は海外へ飛ぶ
僕の考える最終手段です。
日本ではどこの田舎にもパチンコ屋があります。
本当に僻地に移住するか、それともパチンコ屋の無い海外へ飛ぶか、そういったことも本気で考えましたが、答えは「嫌だ」です。
自分や家族のため、その生活を当然優先したい。
スロットなんかに負けてたまるか、逃げてたまるか。
そう思っています。
別に喧嘩を売るとか戦うとかそういうのじゃありません。
パチンコ屋を否定することもないです。
ただ、僕は自分と家族のために一生行かないと決めたので、今までと付き合い方が変わっただけです。
それでいいですよね。
最終的に重要なのは自分がどうするかだけですからね。^^
おわりに
色々なスロットに行かない方法を挙げてきましたが、最終的に自分に適した方法が、自分の成功法ということは確かです。
どんな方法なら自分は納得できるのか、効き目があるのか、しっかり判断してみてくださいね。
あと、今回は書きませんでしたが、ギャンブル依存症の専門治療施設や、ギャンブラーズ・アノニマス(GA)というギャンブルをやめたい人が集う自助グループも各地にあります。
僕は田舎住まいなのでこういった施設が近くにありませんが、海外へ飛ぶくらいなら利用しようと考えています。
そういった情報も合わせて、諦めずに今後もスロットに行かない方法を一緒に考えていきましょう!^^
関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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