「スロットはお金と時間の無駄。」
その通りです。分かってはいるんですよね、頭では。
それでも、その日あるか無いかもわからない大当たりの瞬間を求めて、僕は何十年も通い続けてしまった･･･。
スロットやパチンコでどれほどのお金と時間を無駄にしてきたのだろうか。
正直思い返したくもないところではありますが、脱依存症を目指している以上は、知っておきたい重要なポイントですので、あえて、スロットやパチンコがいかにお金や時間、その他のものを無駄にしているのかということを、ここで洗い出していきたいと思います。
ということで今回は、スロットはお金と時間の無駄だけではないということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう！
スロットで無駄にしているもの
まずはスロットを打ち続けてきた、あるいはこれからも打ち続けることで、自分の人生にどんな無駄や損失が出るのかということを改めて認識しておきましょう。
スロットを打つことで無駄にしているもの、失っているもの、それは概ね以下のようなものがあります。
・時間
・健康
・信用
・自己成長の機会
一つずつ見ていきましょう。
お金
まずは何といっても一番失うものはお金ですね。
長期間やればやるほど、打てば打つほど、じりじりとお金を失っていきます。
スロットやパチンコの一番怖いところは、このゆっくりとお金が減っていくということなんですよね。
一日でどれだけ多く負けても十数万円、そして時々数万円を返してもらう、そんな遊びです。
だから気が付つかないうちに、まるで真綿で首を絞めるように、じわりじわりと･･･。
確実に、依存症の僕たちからすべての財産を吸い上げる仕組みが出来上がっているのです。
時間
そして時間ですね。
毎日ではないですが、僕の場合週に30時間くらいはパチンコ屋にいたように思います。
ざっくりと月に120時間。
年間ですと1440時間。
それが20年･･･。28800時間ですね･･･。
それだけの時間を何かに打ち込んでいたら、どんなことができただろう。
時間だけは絶対に返ってくることはありません。
これからはもう無駄な時間を過ごしたくないと強く思っています。
ちなみに28800時間使って、得たものは何もありません。借金くらいです･･･。
そりゃバカですよね。
それにはもう気がつきました。
だから僕はもうスロットはやめさせていただきます。
健康
さてここからは、スロットで失っていくものがお金や時間だけではないということを改めて見ていきましょう。
まずは健康ですよね。
ホールに漂うタバコの副流煙の怖さは今さら説明の必要も無いでしょう。
ゆっくりと、しかし確実に僕たちの体を蝕んでいきます。
そして僕は直接的間接的要因を問わず話すならば、現在までに腰痛持ちとなり、視力、聴力の低下、姿勢の悪化、そして近年では頚椎症（けいついしょう・首の椎間板がすり減り、神経に当たると激痛が走る疾病）まで患っています。
もちろん本当の原因が加齢によるものもあるでしょうが、これから先もスロットを打ち続ければ、健康がさらに脅かされることはあっても、どこかが良くなることは無いでしょう。
体がボロボロになってまで打ち続ける価値はスロットには無い。
ですね。
信用
信用を無くす。
これも大きな問題です。
スロットやパチンコの依存症になると、どうしてもその後ろめたさから家族や友人に嘘をついてしまったり、仕事をすっぽかしてしまった、あるいは、誰かとの約束が守れなかったなど、多かれ少なかれ経験することとなります。
失った時間は取り返せませんが、失った信用も･･･それに次ぐ難しさですよね。
人に嘘をついて、自分に嘘をついて、情けなさと悔しさにまみれて生きるのはもうやめましょう。
本来の自分の穏やかで明るい人生をスロットに捧げる必要は無いのです。
自己成長の機会
最後の項目です。
長年スロットやパチンコに通い続けることで失ってきた中でもとても大きなものは、自己成長の機会損失です。
気が遠くなるような膨大な時間、数千万円のお金、健康、信用、僕はたくさん失ってきました。
そして決して目には見えませんが、この自己成長の機会損失ということを忘れてはいけません。
それだけの時間とお金と健康を、自分を成長させてくれる何かに投資してきていたならば。
また違う人生があったのかもしれませんね。
でもそれはもうあまり考えず、この先、つまり前だけを見つめて生きていきます。
高い勉強代だったな。そう思っています。
スロットで失うものはあっても、得るものは何も無い。
二度と同じ過ちをしないことが大切ですね。
おわりに
今回は以上になりますが、人によってはもっと大きなものを失ってしまったという人もいるでしょう。
確かに、一度失ってしまったものを取り戻すのは難しいことが多いです。
しかし問題は、これからどうするかです。
スロットで失うものはあっても、得るものは何一つ無い。
それに気がついたなら、そこからどうするのかが大事なんです。
過去は変えられませんが、これから先の未来は変えられる。
「今、ここでスロットを断つ。」
その決断ができるのはあなただけですよ。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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