「もう本当にギャンブルをやめたい」
そう考えていますね?分かりますよ。
僕もスロットやパチンコが絶望的にやめられなかった人間です。
それでも今は禁パチ禁スロをして半年が経過し、次は1年を目指しているという段階まで来ました。
まったく禁パチ禁スロできなかった僕がどうして今できているかといいますと、それはもう自分の中で深い絶望や底つきを味わい、本気の覚悟と決断をもって人生最後の禁パチ禁スロに挑んでいるからに他ならないのですが、他にも様々な要素があるということも理解しています。
例えば今はギャンブルに対して以前とはまったく違う思考と認識を持っています。ギャンブルで勝ちたいとかお金を増やしたいなどという願望もなければ、スロットやパチンコに対してもう何の期待もしていません。
以前とは人格がすっかり変わってしまったかと自分でも驚くほどの変化ですが、そのおかげで禁パチ禁スロに関して言えば、非常にはかどっています。
そこでパチンコやスロットを始めとするギャンブルをやめるための方法の一つとして、僕の経験上本当に効果のあったものがありますので、ぜひあなたにもお伝えしたいと思います。
ということで今回は、ギャンブルをやめたいならスマホのメモアプリを使いなさいという話をしていますので、一緒に見ていきましょう!
ギャンブルやめたいならメモアプリ
禁ギャンブルアプリで検索すると、実に様々なものがありますね。
禁ギャンブルを始めた日からの日数をカウントしてくれるものや、ギャンブルを遠ざけるためのアイデアやヒントをくれるもの、さらにはアラームを鳴らしてギャンブル場へ向かう足をいさめてくれるなんてものもあります。
どれもよく考えられていて便利なものもありますので、そういったものを使うのは各々の好みでいいと思います。
特に日数をカウントしてくれるのはいいですね。禁ギャンブルの進捗をはかるためにも、最低限開始日と経過日数の把握はしておきたいところですからね。
ただですね、常々僕がこのブログで言いたいのは、
圧倒的な本質の究明です。
つまり、アプリの良し悪しではないですよって話。
本質はそこではなく、確実に僕たちがギャンブル依存症を脱却するにはどうすればいいかということですよね。
前置きが長くなりましたが、今回僕が言いたいのは、アプリはスマホのメモアプリで十分、いや、むしろ最も効果的なのがメモアプリだ、です。
スマホやiPhoneにメモアプリは大抵ありますよね。それを利用して、レコーディングをおこなおうということです。
レコーディングとは?
要は禁ギャンブル、禁パチや禁スロに関するあらゆることを記録していこうということです。
例えばパチンコやスロットで負けてめちゃくちゃ悔しかった気持ち、今までに後悔したこと、みじめさや情けなさを感じたこと、大負けした日付や金額、本気でやめたいと考える理由などなど。
自分の頭の中にあるギャンブルに対する感情やインプットした知識を、一度目に見える形で整理することです。
このブログを読んでくれている人ならば、メモアプリが使えないという人は少ないとは思いますが、無ければ本当に何でもいいです。PCのワードやエクセルでも全く問題ないし、なんなら紙と鉛筆があればできます。
ポイントは常にいつでもどこでも見返せること。です。
そしてこのレコーディング法の目的は前回の記事でも書きましたが、自分の記憶への刷り込みと認識の改革です。
とにかく人は忘れやすい生き物ですので、何度も何度も自分の意識に自分の考えを認識させるということをするためです。
例えばスロットで大負けした日。そのときは激しい後悔と自己嫌悪に襲われますよね。さらにはその後のお金の工面の問題やストレスも目一杯抱えて。
でも、僕らはどれだけ後悔しても、それを忘れてまた行くじゃないですか。
それをなんとかしない限り、禁パチや禁スロ禁ギャンブルはできないですよということが言いたいわけです。
つまり負けたときの激しい後悔やつらい感情をとにかく記録(レコーディング)しておきます。
そしてギャンブルをしたい衝動が起こるたびに何度も何度もそれを見返して、自分を説得するのです。
「前と同じことを繰り返すだけ」、「もう答えは出ている」、「また負けに行くだけじゃん」、「いい加減に気づこう」などと、自分に何百回でも自問自答しましょう。
このブログでよくいいますが、自分の中で閾値を超えて認識が変われば、あなたの禁パチ禁スロは今までとはまったく違うものになる可能性があります。僕のように。
閾値(いきち)を超えて認識が変わる、つまり、今までの自分のギャンブルに対する考え方や思い込みが、ある一線を越えることでがらりと変化する(反転する)というものです。
これはギャンブル依存症だけでなく、アルコール依存症やニコチン依存症などの依存症全般に対して当てはまることですので、非常に大きな意味がありますし、このブログの大前提、根柢の部分の考え方でもあります。
「パチンコを打ちたい」「スロットを打ちに行きたい」という気持ちをただ我慢するのではなく、「パチンコ?ああ、もう行かなくていいや」「スロット?そんなものもあったな笑」と言えるぐらいの大きな変化。
決して大げさではなく、このブログで本当に目指していただきたい脱依存の真の境地です。
そのためにあなたに真剣にお伝えしたいのが、このレコーディングというわけです。
それでは次は具体的なやり方を見ていきましょう。
レコーディングで書くことは?
パチンコやスロットなど自分が本気でやめたいギャンブルに対する感情や考え、新たに得た知識、やめる理由、現在の自分にある問題、もう全部全部、出せるだけ全て書き出しましょう。
何をどれだけかは完全に人それぞれです。依存度が高ければ高いほど、ハマっていた期間が長いほど、出てくるものも多いことでしょう。
冗談抜きで僕は数千~1万文字くらい書いてあります。メモのページにびっしりです。
さらにこのブログにその中から各テーマに分けて随時書き出していますので、かなりボリュームのあるものになっているというのが想像してもらえると思います。
ただ、重要なことは文字の数ではなく、あくまでもあなたの本気の気持ちと行動です。
どれだけ自分の本当の気持ちや現在の問題点をレコーディングとしてはっきりと書き出せるか、また、その気持ちや問題を解決することに対してどれだけ本気で取り組めるかということです。
ここはあえてもっとはっきり言いましょう。
まず本気でギャンブルをやめる気があるのかどうか。
本当に本気になるということは一生ギャンブルをやめる決断をするということです。
ギャンブルをやめる決断をするということは、この先ずっとギャンブルをしないの一択ということです。
迷う必要すらありません。
もう二度とやらない。
でも案外、ものごとってきっぱりと決めてしまうと気持ちが楽になることもあるんですよ。
気分が晴れるといいますかね。
自分の中の問題を一度赤裸々に洗い出して、それを根本から解消させることで、ふと自分の感情や思考が変わる可能性があります。
レコーディングはその効果とチャンスを狙う目的があります。
もっと詳しくいきましょうか。
自分のことをどれだけ分かっているか
ここはあえてさらに深く考えてみましょう。
レコーディングの効果はまだあります。
それは自分の深層心理を理解するということです。
たとえば今あなたは以下の問題にすぐに答えることができるでしょうか。
・あなたがギャンブルをやめられない原因
・あなたがギャンブルをしたくなるわけ
・あなたがギャンブルをやめるために必要なもの
まだまだありますが、概ねこういった質問です。
どうですか、すぐに回答できたでしょうか。
以前の僕はこれができませんでした。
だから「なんでギャンブルをやめられないんだろう」、「どうしたらやめられるんだろう」などといつも考えていました。
レコーディングをすることで、自分とギャンブルの接点というものもよく見えてきます。
そして自分がギャンブルに依存してしまっている原因や具体的な解決手段を考え抜くことで、脱依存症への道が開く可能性があります。
例えば僕の話。
今の僕は上記の質問にすべて迷わず回答することができます。
順番に行きますと、僕がパチンコやスロットを打つ(打っていた)最大の理由は、お金です。
次にやめられない(やめられなかった)理由は、ギャンブルでお金が手に入ると誤った認識をしていたからです。
さらに僕がギャンブルをしたくなる(なっていた)わけは、ギャンブルに期待していたからです。楽しさや幸せを与えてくれるという期待ですね。
最後に僕がギャンブルをやめるために必要なものは、自分のギャンブルに対する認識の変化です(でした)。
以上です。
もう、はっきり分かっています。自分とギャンブルの関係をですね。
だからこそ迷いもなければ、悔いもない。ましてや寂しさや未練なんて微塵もないとあえて言い切らせてもらいます。
それだけ割り切れていて、我慢がなく穏やかな感情で禁パチ禁スロができているので、
禁パチ禁スロが非常にはかどっています。
と冒頭で言っていたわけです。
ぜひあなたにもこの感覚を掴んでほしい、そのためにレコーディングを試してほしい、心からそう考えています。
おわりに
またまたいつものごとく長くなってしまったので今回は一旦ここでまとめますが、本当にこのレコーディングはやってもらいたいです。
特に以前の僕のように絶望的にギャンブルがやめられない人ほどね。
具体例として僕のメモアプリの中身の話もできればしたいのですが、ここでは書ききれないのでまた次の機会にまとめてみますね。
本気で禁パチ禁スロするためには、とにかくあらゆる手を試してみてください。
どの方法が上手くいくかは人それぞれです。
でも諦めるのだけは無しですよ。ね。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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