「パチンコやスロットをやめるにはどうすればいいの・・・?」
僕が長い間ずっと悩んできたことです。
パチンコやスロットをやめたい、もう本当にやめなければいけない、しかし絶望的にやめられない。考えるほどに悩みは深くそして重いものとなっていきました。
パチンコやスロットの依存症の渦中にいる間は、本当にどうしていいか分からず、日々悩み続ける中で、感じるのは絶望といら立ちと自己嫌悪。何十年もそんな人生を送ってきました。
そんな僕が現時点で4年以上、パチンコやスロットを始めとするギャンブルを一切やらずに済んでいる理由は一体なんなのかということを、あらためて考えてみました。
あなたの脱ギャンブルの参考にしていただければ幸いです。
ということで今回は、パチンコにハマった理由から抜け出す方法を考えるということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
僕がパチンコにハマった理由
僕が最初にパチンコをするようになったのは十代のころですが、そのころによく打っていたパチンコ台の記憶なんてものは今でも鮮明に覚えています。
しかし今回大事なことはそんな話ではなく、そのころの自分がパチンコを打つようになったきっかけや理由、さらには自分の中の深層心理はどうだったのかということを、最近になってよく考えるんですよね。
特に、パチンコやスロットから離れて数年が経過した今は、とても冷静かつ具体的にその当時の自分の心境や、さらにはそこからずっとパチンコやスロットを長年やめられなかった理由というものが見えてきています。
僕の話がすべての人に当てはまるとは言いませんが、それでもこのことが当時の僕と同じ悩みを抱えているあなたにも、何かしらの参考になればと思いますので書いていきますね。
僕がパチンコにハマったきっかけは、やっぱりお金です。
お金があれば好きなことをして暮らせるし、今よりもっと楽しめる。嫌なことや我慢することを減らせるし、不安や悩みも解決できるだろう。だからお金が欲しい。もっと欲しい。お金、お金さえあれば・・・。
だから安易に、儲かりそうという理由でパチンコを打つようになったんですね。
そこからは言うまでもなく、勝っては負け、そして負け、また負けをひたすらに繰り返し、もはや自分の意思ではどうにもならないくらいの依存症患者の出来上がりと。
今考えると結局のところ、僕の一番の理由はお金であったことは間違いないわけですが、もっとそのことを深掘りして考えてみたときに、本当の理由というものが見えてくると考えています。
それが以下のようなことですね。
・完全なる無知
・認識不足と認知の歪み
順番に解説します。
恐ろしいほどの欲求不満
生まれ育った家庭の悪環境、抑圧された生活、うまくいかない人間関係、おもしろくもない仕事、つまらない人生、そういった決して良い状態とは言えない生活環境は、いとも簡単に僕たちの心の平穏をむしばみます。
そこに生まれるのは強烈な欲求不満です。
その中には劣等感、コンプレックス、自己肯定感の低下、さらには承認欲求の肥大化など、およそ人生の幸せとは対極となる負の感情や心理が発生してしまうんですね。
そうなると性格的にも醜悪になりやすいし、自分さえよければいい、自分さえうまくいけば・・・という心理にもなりやすくなると。
そしてそれを解決してくれるであろう、一番分かりやすいのがお金というわけなんですね。
だからお金さえあれば、お金さえ手に入れば、とにかく自分だけが儲かれば・・・と。そういう思考心理になりやすくなる。
そこでパチンコの登場ですね。
あなたのその望みが叶うかもしれませんよ~
儲かってあなたのその悩みが解決するかもしれませんよ~とね。
まんまと。まんまとそれに乗せられてしまうわけですね。
事実、パチンコ店にいる人を想像してみてください。ほとんどの人が、「他人は知らん。とにかく自分さえ儲かればいい」と考えて打っているのではないでしょうか。もちろん自分も含めてね。
だから、お金が欲しいという理由のもっと深く、深層心理にある自分の本当の欲求に気がついてあげないといけない。
お金が欲しいのはなんでなのか、そこまでして自分がお金にこだわる本当の理由は何なのかというようなことを具体的に明らかにしていくことですね。
僕の場合ですと、やりたくもない仕事、嫌な人間関係、楽しくない日々、そういったものに特に不満を感じていました。
でもそれは今思えば、実はそれらはほとんどが結局自分のせいだったわけですね。
もちろん家庭の事情や幼少期の環境など、若い時分にはどうすることもできなかった事案などもあるでしょうが、それでもある程度年齢がいけば何かとやりようはあるし、今思えばもっとできたことはあったとも思う。
しかし僕はいつも誰かのせい、何かのせいにして、現実を直視せず、目をそらし、戦うことから逃げ、いつしか諦め癖だけが色濃く残る人間となっていた。
そうなるとこれがまた依存症を加速させる原因にもなりますし、パチンコやスロットからより抜け出せなくなる理由にもなってしまうんですね。
現実逃避
まさにこれが僕がパチンコにハマった本当の理由だったといっても過言ではないでしょう。
他責思考、現実逃避、欲求不満、これらの事実が招くのが次の項目である無知なんですね。
完全なる無知
パチンコやスロットにハマる一番の弊害は実はお金ではなく、成長できない人間になってしまうことだということが今はよく理解できます。
パチンコやスロットはお金を浪費するだけでなく、人生の本当に多くの時間を浪費します。
本来であればビジネスや投資、勉学、資格の取得など、自分の人生をより良くすることに直接的にかかわる事柄に費やすお金や時間、自分の気力体力といったものを確実に捨て続けることになります。
学ぶ機会がないということは、つまりは無知のままであるということです。
僕のように十代のろくに世の中の仕組みも知らない歳のころから、パチンコにハマってしまった人間は、相当に膨大な自己成長の機会と時間を失っています。
結果論かもしれませんが、それが今なら本当によく分かります。本当にもったいなかったのは、お金ではなく、人生の時間。こればっかりは取り返しがきかない。それがまた悔しいところですが、それを言っててももう仕方がないので、勉強だったと割り切って、今後はもう決してハマらないようにしたい。
それも僕が今はもうパチンコやスロットを打たない理由の一つです。
とにかく、過去の僕はまさに無知だったということです。
今はこのことを本当に自覚しています。
お金が欲しいならパチンコやスロットなどではなく、自分のビジネスや副業を頑張って、お金を作る仕組みを作ればいい。そしてパチンコやスロットを始めとする自分の資源を垂れ流している事案についてきちんと勉強して、その仕組みをよく知ればいい。
そうすればいかに自分が愚かな行動をしているかということが理解できるから。
本当に悔しいところですが、あまりにも無知だったわけです。過去の僕は。
そりゃあ、パチンコ店の良いお客さんになりますし、嫌な仕事しかできなくもなりますし、ストレスフルな人間関係からも抜け出せなくなりますよ。
自分からそういった人生を招いていたわけですからね。
悔しいですが、本当にこのことに気がつかなかった。
唯一の救いは、今の僕がそれに気づけていることです。だからあなたにも気がついてほしいと思ってこの記事を書いているというわけです。
パチンコ店は昔からこのような無知な人をお客さんにしています。
でもそれはパチンコ店が悪いのか、それとも無知なままでいる自分が悪いのか。
このことを考えられるようになってくると、いろんなものが見えてくる可能性があります。
自分が現実逃避してしまう理由や、それをしなくてもいいように現実をきちんと変える方法、お金が欲しいのならそのお金を正しく得るための手段なども、しっかりと考えられるようになってくるでしょう。
それが学びというものなんですね。
だから学ばないことには無知を脱せず、ギャンブルもやめられない。やめられなかったというのが僕の事例です。
パチンコやスロットをしていてお金持ちになれるはずもないし、現実逃避したくなるような自分の人生が好転することもない。そしてそのまま人生は終わる。
その理由は学べないから。
このことに気がつくかどうか、知っているか知らないままか、理解できるか理解できないかが、パチンコやスロットから抜け出すことだけではなく、人生を大きく左右することに繋がっているということは間違いないです。
ぜひ、あなたにも思い当たることがあるならば、僕と一緒に学びましょう。
もう一度言いますが、僕がパチンコやスロットを今やめられている理由は、学んだからです。
僕が学んだことや気がついたことは、このブログで逐一報告していきますので、ぜひ他の記事も参考にしてくださいね。
認識不足と認知の歪み
上の章でもうほとんど述べてしまいましたが、学びや気づきが得られなかった結果として僕の中に長い間あったもの、それが認識不足と認知の歪み(ゆがみ)です。
要は無知がゆえにあらゆることに気がつかず、盲目的に真実が見えず、パチンコやスロットに気持ちのいいくらいに騙されてきた(搾取されてきた)わけですね。
さらにそれゆえに人生も思うようにいかなかったと。直接的にも間接的にもですけどね。
今パチンコやスロットをやめられている、というより、やめられるようになった本当に確実な理由は、このブログでいつも言っている認識が変わったことですね。
今までのパチンコやスロットに対する認識の乏しさや誤った認識が、がらりと変化したからです。
お金が欲しいならパチンコじゃないです。
仕事や人間関係の悩みを解決してくれるのはスロットじゃないです。
あなたがもし僕のようにお金が理由ではなく、例えばさみしさや孤独、その他にも何かしら人生がうまくいっていないからという理由でパチンコやスロットをしてしまっているのだとしても、やはり今一度真剣に考えてみてください。
パチンコやスロットに、現実逃避という本当の理由が隠されてはいないかというようなことですね。
パチンコやスロットを打っていても、あなたのその問題は解決しないのであれば、もう打つ理由はないです。その時間や労力を、本当にやるべきこと、やったほうがいいことに費やすべきです。
それが何なのかはあなた自身にしか分からないことですからね。
一つ言えることは、このブログを読んでいる時点で、あなたはパチンコやスロットをやめられる可能性は大いにあります。
本当にやめられない人は、こういった記事があってもまず読みません。というか、読めない。読み込めないのです。
認識がガチガチに固まっているからですね。過去の僕もそうでした。それを洗脳状態ともいいます。
本気でパチンコやスロットをやめたい、そのためにあらゆる情報を探している、自分にできることがないかを本気で模索している、わずかな可能性も活かしたい。
あなたがもし、そのように思ってこの記事をここまで読んでくれているのだとしたら、未だになにも考えずにただただ悩んでいるだけの人とは、その差は歴然なものになるでしょう。
それだけ他者の話を聞く、素直かつ真剣に聴く耳を持つということは大事なことですし、大きな一歩なんです。
僕の脱ギャンブルもまさにその一歩から始まっています。
だから僕が何を考え、何がきっかけで、何をしてパチンコやスロットをやめられているかということをこのブログに綴っているわけです。
この話があなたのヒントになればうれしいです。
おわりに
最後になりますが、僕はパチンコやスロットにハマってしまっていた経験は、後悔こそあれど、全くの無駄であったとは思っていません。
なぜなら、本気で悩んできたことが、最終的には大きな学びを得られるきっかけになったとも考えているからですね。
人間は悩むからこそそれを解決する方法を考えますし、それを解決するからこそ成長できる。
そして過去の自分よりも成長したからこそ、次に本当にとるべき行動や、やるべきことも見えてくるというわけです。
パチンコやスロットにハマってしまったことを今さら恥じる必要もありません。それによって自分が成長していければいいじゃないですか。ね。
一番もったいないのは、自分には無理だと諦めてしまうことですよ。
そこからはもう学びも成長も生まれず、ましてや勝手に人生が好転するという可能性も低いでしょう。
と、いうことも僕は学びましたからね。笑
学ぶことは本来、楽しいことなんですよね。
またいろいろ一緒に考えましょう!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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